狭小住宅の建て替え
DATA 新築データ
■所在地 : 荒川区 I様邸
■構造・規模 : 木造在来2階建て(1LDK+S) 建坪 8坪
■工事期間 : 約4か月
■工事費 : 約1.400万円
■担当者 : 横浜青葉店 /芦野 竜平
建設地は荒川区の下町に築40年余の旧家を取り壊しての建て替えです。敷地の近くには隅田川が流れ地盤は決して良いとはいえず、狭小住宅なのでお隣とは人ひとり通れるか?というコンパクトな敷地でした。プランは2階にLDKと3帖の和室を設け、ワンルームとしてなるべくゆったり使えるように天井も高く、ロフトも設けました。1階には浴室やトイレ洗面と寝室を配置しました。隣地に近いため、窓はハイサイドタイプやスリットタイプなどを用いてプライバシーを確保して落ち着いた屋内空間を提供しました。基礎工事では、液状化現象の対策に※スーパージオ工法を採用しました。
※CHHITAIKYO 一般社団法人 地盤対策協議会
STORY ~着工、工事の様子~
生活の場を2階へ。シンプルな空間に立体的なアクセントを。
キッチンよりリビング方向
フローリングのナチュラルなカラーとホワイトを基本としつつ、畳のい草の色とアクセントクロスのブラウンがより空間に個性を与えている。階段を上がって部屋に入った時に目線に入る窓を作らなかったので、ブラウンの壁が視線の落としどころとなり、しまった印象にもなります。
天井を高くし梁を見せることで立体的な解放感がうまれました。
和室よりLDK方向
和室ロフト
1階寝室
寝室も一部アクセントクロスにして廊下側の収納の出っ張りもデザインの様に見せています。
トイレ 1面をエコカラット
ハイブリッドホームオリジナルバス、IYASU
前面道路より外観なるべくシンプルに
玄関前、郵便受けや宅配BOXをコンパクトにまとめて
担当者より
この建設地は幼少の頃からよく知っている場所であり、知人の住んでいた家でした。そんな住まいを建て替えるという大役を任せられ、非常に感慨深い工事となりました。解体や基礎工事、外壁の工事ではやっと足場隙間から張っていくという工事を見つめ、今の家に生まれ変わってまたこの地に新しいストーリーが引き継がれていくのが嬉しく思います。
お施主様にも、要望を盛り込んで計画できたと、ご満足頂いております。