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リフォーム

2023.4.19

既存を活かしながらのキッチン対面化

S様邸 キッチンリフォーム 

■所在地    : 川崎市 麻生区

■工事期間      :  約3週間

■担当者       :  新百合ヶ丘店 岩嵜勝士

■工事費    :  約460万円(税込)

■工事内容     :キッチン設備取替・一部漆喰塗り・一部壁、天井柱撤去補強・

          内部塗装・照明取替

 

■Before

 

              

S様より、長らく愛用してきたキッチンをお子様世帯との同居をきっかけに、

ダイニングとつながりやすいオープンなキッチンにすることができないかご相談を受けました。

既存のキッチン廻りの造作は、当時の設計で柱や梁などを印象的に配置していたため、

キッチンの配置を変えるには構造的な検証が必要でした。

新築時の詳細な設計図面がある状況ではなかったため、プラン計画時に予め天井を

一部開口し構造的な検証をしていきました。

そうすることで、構造的に重要ではない箇所の柱を撤去し、必要な箇所は補修しながら

キッチンの配置を大きく変えることができました。

 

■After

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓側に向いていたキッチンと作り付けであったダイニングカウンターを撤去し、

リビング側にシステムキッチンを設置。

ダイニングテーブルとつながる空間になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチン前の腰壁はシンク前とコンロ前では高さが異なっています。

シンク側は開放的に、コンロ側は手元を少し隠すことができるようになっています。

またその腰壁にはニッチも造作しました。

お気に入りのインテリア小物や可愛い食品のパッケージなどを飾ることができます。

キッチンがオープンになる分、一部収納が減ってしまうこともあったため、

少しでもモノが置けるスペースを造る工夫をしました。

 

コンロ横の袖壁にも柱を残した上でできる限り大きなサイズのニッチを設けました。

お気に入りのフックをかけて、便利に利用したり、下部にはお気に入りの本や

レシピ本などを置くこともできます。

キッチンに立った時にダイニングが見渡せ、家族みんなで協力しながら

食事の準備をすることができるようになりました。